麗大麗澤会についてReitaku University Alumni
会長挨拶
麗大麗澤会 会長 黒須 里美(43高大)
れいたくの森からこんにちは!
新緑あふれるキャンパスに新しい麗澤校友会メンバー(麗澤大学85期生)を迎え令和4年度がスタートし、対面授業も課外活動も戻ってきています。
「ありたい未来の創造」を掲げて「一般社団法人麗澤校友会」が誕生したのは平成29年です。麗澤大学麗澤会はその活性化と若手メンバーへのアプローチという難しいミッションでスタートしました。試行錯誤の5年間でしたが皆様のご支援のおかげで未来に通じると感じた少なくとも3つの試みがあります。まず初代学長廣池千英先生50年記念(平成30年9月29日)の「ちぶさプロジェクト」です。「麗澤教育の今」を語るステージで大学授業の枠内に収まらずに内外で活躍する学生たちが伝統的な英語劇から模擬国連、ミクロネシアの環境問題などの新しいチャレンジを大先輩の前で披露しました。本学大先輩と若手の語り合いも含めて麗澤の原点と未来を実感する機会として多世代交流の「舞台」を用意することの大切さを感じるイベントでした。
次に期別代表決定の見直しです。活躍する「麗澤好き」な学生たちに声をかけて参加を集い、「卒論お疲れ会」を彼らと共に主催してから期別代表を決定するという仕組みを作りました。卒業した彼らとはLINEグループで手軽な情報交換をベースとした新しい「つながり方」を試みています。
3つ目に、大学の「地域連携実習」という課題解決型授業に「麗澤校友会」として「課題」を提示することで新入生へのアプローチを試みています。令和2年度の「えんとつ町のプペル」バス企画は昨年イオンモール柏で実現しました。令和3年度の「三方よしxSDGsの廃校再生プロジェクト」は感動の実地体験を経た学生たちが本年度は「多文化共生プロジェクト」を立ち上げ企画の実現に取り組んでいます。またこれらのプロジェクトには嬉しいサプライズが待っていました。麗澤大学学生部の立ち上げです。地域連携実習の学生たちがその後の活動の中で麗澤校友会のたくさんの先輩たちと出会い経験を重ねて麗澤のもつ魅力に気づき、「学生部」立ち上げに至り、世代と組織を超えた活動を展開し始めています。
麗澤校友会は昭和一桁からデジタルネイティブとされるZ世代までびっくりするほど多様なメンバーで構成されています。さまざまな世代の求めるものやつながり方は大きく変化してきました。そんな多様な世代をつなぐのは麗澤という学びの体験でしょうか。その体験はもちろん世代によってかなり違うはずですが、それぞれの体験を「私の麗澤物語」として語る「今」は共有されています。たくさんの麗澤物語に主体的に関われた時、新しい未来への麗澤物語が集団的記憶として出来上がるような気がしています。たくさんの麗澤物語が交わる「舞台」と「つながり方」をこれからも模索していきたいと思います。
麗大麗澤会のご紹介
麗澤会は、昭和19(1944)年9月に設立された卒業生の会であり、平成5(1993)年4月に学校別麗澤会へ改組されました。
さらに、平成29(2017)年4月から「一般社団法人麗澤校友会」として活動をしています。
麗澤大学麗澤会の会員は、麗澤大学(前身校を含む)の入学者・卒業生で構成され、卒業生は日本全国各地で、また世界各国で活躍しています。
本会は、母校の発展と会員相互の親睦を目指して、母校の援助、同窓会開催支援等の事業を行っており、会員の情報交換や各種の活動をサポートし、会員相互のレベルアップと母校の一層の発展を願って日々の活動を続けています。
主な活動
母校への援助
母校発展のために援助活動を行っています。
- (1) 教育活動援助(学部・大学院・別科の教育・研究活動に援助)
- (2) 課外活動への援助(学友会・麗陵祭への援助)
会員への援助
同窓会、OB・OG会の開催に協力・援助
その他
- (1) 会員に関する情報の収集・整理
- (2) 会議・懇談会等の開催