「麗澤おかえり!ただいま‼フェスタ2018」を開催
廣池学園を創立した廣池千九郎博士の遺志を受け継ぎ、麗澤大学・麗澤高等学校・麗澤瑞浪高等学校を開設された廣池千英先生(1893-1968)没後50 年を迎え、その遺徳をしのび、その生き方に学び、次世代へ継承する機会として、9月29日、「麗澤おかえり!ただいま!!フェスタ 2018」を開催。廣池千九郎記念講堂では、麗澤各校卒業生、麗大生および教職員を対象に「麗澤教育を語る会」(参加者280名)が行われました。
はじめに、松浪進麗澤校友会会長と廣池幹堂同名誉会長の挨拶があり、続いて中山理麗澤大学学長による「麗澤教育のパイオニア・初代学長廣池千英先生」と題しての基調講演。中山学長は、(1)偉大なる父親、(2)千英先生の四つの期間、(3)千英先生の(真理にいたる術)、の3つの視点に触れ、麗澤教育の礎を築かれた廣池千英先生の功績を称えられました。
続く4名の卒業生(田中駿平氏<19高短>、梶浩氏<24高大>、西山のりこ氏<60瑞大院>、橘原尚也氏<71大>)によるパネルディスカッション「在りし日の千英先生と麗澤教育の今」では、西村統行氏(43高)がファシリテータとなり、会場を巻き込んで、廣池千英先生の思い出やエピソードが語られ、千英先生の人間像や麗澤教育の本質について楽しく学び考える機会となりました。
次いで、このたび創設された「廣池千英賞」の受賞に輝いた麗澤大学生6団体による、「麗澤大学の今」の発表がありました。この賞は「国際的(グローバル)かつ麗澤らしい、学生主体の積極的活動を継続して行っているグループ」を称え表彰するものです。仲間とともに“世界”に、“社会”に発信し、活躍する麗大生の姿に、そして彼らの考える「国際的日本人」「麗澤」への思いに、会場の高揚感と世代を越えた一体感が高まりました。
その後、会場を新食堂「けやき」に移しての「懇親記念パーティー」では、1200名の卒業生及び在校生、教職員が集い「廣池千英賞」入賞と特別賞(英語劇グループ)の表彰、麗澤R-1クイズ、麗澤中学・高等学校吹奏楽部と同日本文化部(箏)による記念曲の演奏)などのアトラクションを楽しみながら旧交を温め、未来に向けた麗澤の絆を深め合いました。
当日は、麗澤高等学校創立70周年大同窓会が並行して開催され、「ギネス世界記録に挑戦」、森光孝雅氏<45高>((株)八天堂代表取締役)による講演「麗澤精神で人生今日がはじまりここから挑戦」、4名の恩師による「懐かし授業」などが行われました。また、キャンパスプラザでは、Reitaku Welcome Back BBQが行われ、卒業生と現役大学生とが世代を超えてバーベキューを囲みながら交流しました。
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