44期還暦同窓会開催報告
44期は60歳を迎える年にあたり、還暦同窓会を5月21日(土)・22日(日)柏市を中心に開催しました。コロナの感染状況がある程度収まったのを見計らって感染防止にできるかぎりの注意を払った上での開催となりましたが、全体を4つの企画に分け、それぞれ担当者を決めて趣向を凝らした企画を準備しました。
最初は学園見学でおよそ30名程度が参加し、午後キャンパスプラザに集合した後、中高校舎、女子寮、男子寮、食堂などを順に見て回りました。あちこち見て回るうちに少しずつ高校時代の記憶がよみがえってきて、現在の学生たちを当時の自分たちに重ね合わせていました。特にそれぞれの寮では建物自体は変わりましたが、鐘や当時を偲ばせる備品などが残っており、集会室では夕礼の疑似体験もしてみました。
その後、柏の葉キャンパス駅近くのレストラン「ファーマーズテーブル」へと移動し、夕刻からメイン企画となる「リアル同窓会」を開催しました。新たに加わったメンバーを含めて47名が参加し、恩師として丹羽(清水)和夫先生、浅野政三先生、上平光孝先生にもご出席いただきました。歓談の途中で、先生方から言葉をいただき、続けて各自一言ずつ近況を話しましたが、卒業以来となる出席者もいて思い出話や互いの最近の様子などで盛り上がり、その後の2次会まで話は尽きませんでした。
翌日は25名の希望者が参加して、浅草から水上タクシーによる隅田川下りを楽しみ、天王洲アイルでランチ会、さらにその後お台場に移動して「チームラボボーダレス」の不思議なデジタルアート空間を体験しました。
卒業から40年余り立ち、皆それなりに年を重ねてきましたが、顔を合わせて話始めると、あっという間に学生時代に戻ることができ、とても楽しく有意義な時間を過ごすことが出来ました。(大野正英・記)