2024.04.16

第25期 傘寿記念同窓会開催報告

麗澤会第25期生の私たちは、令和5年度中に満80歳を迎えました。これを機に年度末の3月21日(木)に、お互いの長寿を言祝ぐ傘寿記念同窓会を廣池千九郎谷川記念館で開催しました。今回はじめて夫婦同伴参加も歓迎しましたところ、夫婦同伴参加者6組、男性9名、女性7名、計28名の参加となりました。また夫婦同伴の5組と女性2名は前日から連泊しました。

当日の谷川温泉は思いもかけぬ30センチを超える大雪となり、さらに朝には埼玉県下で一部、震度5弱を記録する地震に見舞われました。一時は上越新幹線も運転見合わせという事態に、どうなることかと心配しました。幸いさほどの遅れもなく、参加者はこの試練を克服して、皆元気な顔を見せ、17時45分には揃って記念写真を撮ることができ、胸を撫で下ろした次第です。それぞれに傘寿に至るまでの人生の紆余曲折を逞しく乗り越えてきた物語を象徴するような出来事でした。

18時からの開会に当たり、まず33名の物故者に黙祷を捧げました。そして相川修治代表提供のシャンパンによる乾杯で始まった記念会食から懇親会(18:00~21:30)まで、田中源四郎君の温かい進行によって、お互いの近況報告やゲームも交えながら、久し振りに和やかな語らいを心ゆくまで楽しむことができました。同伴の奥様方も、すっかり打ち解けて交流の輪に加わり、同窓の仲間が増えた喜びを分かち合いました。

今回も、同窓会の出欠を告げる返信葉書に寄せられた近況報告を冊子「会う」にまとめて配布しました。みな頁を開きながら、健康などの理由で参加できなかった旧友に思いを馳せていました。また受付会場に呈茶席を設け、遠来の友を細やかな茶菓でもてなし喜んでいただきました。

記念会食時には、廣池幹堂理事長からお酒と果物のお祝いを頂戴し、また学祖の慈悲の泉に心身を癒され、みな麗澤で学んだ喜びを改めて噛みしめ、お互いの健康を願い、再会を誓って谷川を後にしました。

(令和6年3月28日 同窓会谷川会場開催世話人 北川治男:記)

 

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