2022.11.10
外務省「高校講座」を実施しました
11月2日(水)、外務省「高校講座」を実施しました。この「高校講座」は、外務省が高校生の外交・国際問題に対する関心や理解を深める目的で、全国の高校に外務省職員を派遣して講演を実施する取り組みです。
本校では、麗澤大学の卒業生でもあり、外務省職員として活躍されている小高京子氏をお招きし、「外務省の概要と地球規模課題~保健分野のODA(SDGs)~」というテーマでご講演いただきました。5年生(高校2年生)は講演会場にて対面で講演を受講し、中学生も含めた他の学年はホームルーム教室にて講演会場からの配信を視聴しました。
講演では、外務省についての概要、保健分野を中心にODAの活動について、高校生時代に取り組んでおくべきことなどについて、お話しいただきました。生徒の感想には、「今まで知らなかった外務省の具体的な役割や業務を知ることができた」、「外務省の仕事や国際会議などが、多くの人たちの小さな積み重ねと協力によって成立していることを知って驚いた」、「ODAという言葉は知っていたが、具体的な日本の取り組みの内容や、どうして必要なのかということについて理解することが出来た」といったものが見られました。
講演後には懇談会も実施し、特に外交の仕事や国際問題に高い関心をもつ25名の生徒が参加しました。懇談会では、より具体的な質疑応答を通して、外交官になるまでに必要な学習や過程について、外交において大切な相手を尊重する姿勢について、また支援を受ける国にとって本当に役に立つODAの在り方について、理解を深めました。生徒たちにとって、とても貴重な、そして大きな刺激をいただく機会となりました。