3月3日(金)、穏やかな晴天に恵まれた中で、高等学校全日制75期(216名)の卒業生たちがそれぞれの新たな進路に向けて旅立ちました。
櫻井校長は式辞で「人生の大きな区切りとなるこの日、今までの人生を静かに謙虚に振り返り、多くの支えてくださった周囲の人々への感謝を持ってください。自ら考え行動する勇気を持ってください。母校に誇りを持って、困難な時代を進んでいってください。」と述べました。
また、廣池理事長より、「思いもよらない3年間を過ごし、乗り越え、この日を迎えることができました。『民主主義』の担い手として、麗澤教育を活かし、責任や義務を果たしてください。さまざまに発展していく社会において、最後は「人の心」が大切です。麗澤で学んだことを活かして活躍してください。」と祝辞が贈られました。
在校生代表(麗鳳会会長)の送辞では「道の途中で立ち止まった時には、麗澤で過ごした日々を思い出してください。これからも私たちを見守ってください。」と温かいメッセージが送られました。卒業生代表の答辞では、3年間の制約にも関わらず、「絶望ではなく、多くの智慧を得ることができ、工夫を重ねてさまざまな活動を行ってきました。困難を共有した仲間たちとの別れはとても寂しいけれども、困難があったからこそ、友人たちとの絆が強まりました」と、感動的な言葉と共に、家族、在校生、来賓の皆さま、教職員への感謝の言葉が述べられました。
卒業生の皆さんがそれぞれの道で、切磋琢磨を重ね、活躍されることを、心より祈念しております。