2022.11.04
【母校報告】九州研修事前学習「パール判事と東京裁判」一龍齋貞花氏による特別講談
10月20日(木)7時間目、高校2年生を対象に、九州研修の一環として、講談協会常任理事でいらっしゃいます、一龍齋 貞花(いちりゅうさい ていか)氏による講談が行われました。「講談」とは、「パパン、パン、パン、パン」と張り扇で釈台をたたきながら、リズミカルに言葉を操る日本の伝統話芸です。
「パール判事と東京裁判」と題し、日本を愛する熱き心で語っていただきました。
熱心に耳を傾けていた生徒たちは、次のような感想を述べていました。
「初めて講談を体験し、普段の講話と違った形式で、とても集中して聞き入ってしまいました。50分間の講話を聴いていたのに、理解できた部分はほんの少ししかなく、自分の国のことなのに恥ずかしいなと感じたので、もっと勉強しなくてはと思いました。」
「中学生の時に、戦争について学んだことを思い出しました。その時に見た特攻隊の映像が今でも忘れられません。戦争はやってはいけないことだし、今のロシアとウクライナのニュースを聞くたびにつらい気持ちになります。この思いをそのままにするのではなく、チャリティー活動に参加するなど、行動を起こしていきたいと思います。」
最後は、10月末に九州研修で知覧特攻平和会館を訪れる生徒たちに「自分の幸せは周りが幸せになったとき」という渋沢栄一氏の言葉とともに、平和や幸せとは何かについて語っていただきました。ありがとうございました。