【中学2年生】テー・ガイク・リーン氏による特別講話
シンガポールのヒルグローブ校から来日中のテー・ガイク・リーン先生による『異文化理解・共存』について特別講話をしていただきました。
今回の講義では、シンガポールやご自身が勤められているヒルグローブ校について、動画やスライドショーを用いながらお話ししていただきました。
シンガポールについてのお話では、シンガポールの概要や中華系、マレー系、インド系など様々な人種の人がいるということや人口などをお話ししていただきました。お話の中には、マーライオン、ガーデンバイザベイ、チャイナタウン、サルタンモスクといった人気のある観光地の様子を語られる場面もあり、生徒も強く関心を示していました。
特にチャイナタウン、サルタンモスクは、シンガポールが小さい国でありながら様々な人種の方が住んでいる国であることが印象的な場所で、チャイナタウンの動画を見ていた際には、生徒から「シンガポールなのに中国かと思った!」と声があがるほどでした。
ヒルグローブ校の紹介では、本校と違って昼食場所がフードコート式となっており、自分で好きなお店のご飯を購入することができることや、ダンスホール、ジムが学校にあることに生徒も大変驚いていました。また、ヒルグローブ校の『CARE』(C…Collaboration(協力)、A…Affirmation(肯定)、R…Respect(尊敬)、E…Excellence(秀逸))という精神が強く心に響いたようです。
最後には質疑応答とお話の内容を振り返るクイズ大会が行われ、生徒が積極的に挙手して答えていました。間違えてしまった生徒にも「頑張る姿勢が大事だ」と優しく声をかけてくださいました。
今回の授業を通して、生徒がテー先生によるすべて英語でのお話を聞きながら、熱心にメモをとっていました。生徒の感想には、「シンガポールに行ってみたいと思った」、「小さい国なのに様々な民族が住んでいてとてもグローバルな国だと思った」、「100%聞き取れたわけではなかったのでもっと英語を勉強したいと思った」、「『CARE』の精神を意識していきたい」、「ヒルグローブ校が日本の大学みたいな学校で驚いた」という意見があり、生徒たちにとって貴重な体験となりました。