2023.02.13

れいこう茶会 2月11日 開催報告

2月11日(祝)の「れいこう茶会」の開催報告です。

キャンパスプラザ会員会館で集合し、参加者全員で会場(貴賓館)に移動。すると門の前で、中学生2名(日本文化部所属)が出迎えてくれました。木戸をくぐるとまるで別世界。蹲(つくばい)で手を清め、清々しい気持ちで茶室へあがりました。

床の間の軸の説明等を聞きながら、点前(てまえ)が始まり、お菓子が運ばれてきます。お菓子は東松山の清晨庵から取り寄せた「未開紅」(梅の別名)。点前は43期(在学時に茶道部だった)若林(旧姓野田)寛子さん。緊張の中にも和やかな雰囲気で進み、一碗の薄茶が供されました。

次客以下にも縁のある茶碗の数々でそれぞれに一服。菊泉窯・田中源也氏の志野茶碗。田中氏は麗澤大学の前身である東亜外事専門学校卒(俳優・田中邦衛と元廣池学園常務理事の田中駿平先生の実兄)。44期の熊本栄司氏の金彩赤絵茶碗。さらに41期の西尾信重氏より寄贈いただいたウクライナ茶碗など(「素敵」という声が上がりました!)。

小休止の後、参加者の皆様に自分で茶筌(ちゃせん)を振って、お茶を点ててみるという体験もさせていただきました。招いた者(亭主)と招かれた客の心が通い合い、とても心地のよい空間が生まれ、まさに「一座建立」「一期一会」を感じることができました。最後は記念撮影で会を終えました。

20代の参加者(かつて日本文化部所属)の感想です。
「高校在学中以来の点前だったので、大変緊張しましたが、安武智佐先生(42期)のご丁寧なご指導により、当時を思い出しながら、行うことができました。恩師、先輩方、同級生、後輩の方々と和気藹々と交流の輪を広げることができ、大変有意義な時間となりました。そして後輩の方々も迅速かつ丁寧な行動をされており、改めて日頃の部活動を熱心にとりくまれていることを肌で感じ取れました」

ほかの参加者からも「在校生と卒業生が関わりあえたことがよかった」「心が満たされた時間でした」「素敵な会でした」などの感想をいただいております。

 

 

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