麗澤大学+高校 24期同窓会 *伝統の日会食後に谷川へ*

今年の同窓会は伝統の日、麗澤会の会食後に谷川へ行こう!ということになりましたが、諸般の事情で参加できる人が少なく困っていたところ、幹事の新二郎氏が高校の24期も誘ってくれました。高校の同窓会は5月中旬に四国祖谷・金毘羅へ行って来たばかりなのに、数人が参加してくれました。有り難い。(これから大学と高校と一緒にやるのもいいかな?)

賑やかな会食後高校24期の女性達が見送ってくれる中、皆でいそいそとバスに乗り込んで谷川へ向かいました。バスの中では昔のままの田中駿平先生がShakespeareの講義、狂人を装うHamletのつれない仕打ちに気が狂ってしまうOpheliaが川に流されてゆく前に歌ったあの悲しい歌をしんみりと歌って下さり、Lady Macbethのエピソードも兄田中邦衛さんの思い出と共に披露して下さいました。久し振りに大学の講義!!そして谷川に着くと溢れる新緑、雄大な谷川岳、何よりも心身に浸み入る温泉、何もかも有り難いの一語でした。

翌日大穴へ行き博士の臨終の間でその時の話を聞きました。何度聞いても胸が一杯になります。遥か昔入学してすぐに連れて来てもらった時の思い出もチラホラ話しながら、やはり谷川は聖地で博士の心がこのように語り継がれてずーと皆の心に生きてゆくのだと感じました。近くの諏訪峡の遊歩道散策も素晴らしく、利根川の激流にかかる吊り橋から眺める谷川岳は圧巻でした。のんびりと親しく語り合った一人一人の近況や心境に共感し、この年齢で同窓会に集まれるのは何と恵まれていることかと感謝しました。また来年の再会を楽しみにしています。

(大学&高校24期 有阪ひで)

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