バンコク同窓会
8月28日(日)、中山学長がタイ・バンコクを訪問し、同窓会に参加しました。大学からは、中山学長のほか、犬飼国際交流センター長、今村学事部長、川瀬入試広報グループ課長の4名が参加。卒業生は8名、大学院の研究生や学部の特別聴講生等で本学で勉強された方2名、そして本学の学生で、サイアム大学での留学がスタートしたばかりの学生2名の総勢16名で、とても和やかな会となりました。
この会は、48期中国語学科ご卒業の川口真司様(YKKタイ社 社長)を中心に、バンコク在住の卒業生の皆さまで企画していただきました。
はじめに全員で自己紹介を行いましたが、日本の企業から派遣されて駐在されている方、バンコクで起業した方、ボランティアが縁で現地NPOに就職された方、心機一転タイ語の学習に留学に来られた方等、本当に様々な方にお集まりいただきました。
会の中で、中山学長がインドでの成果を報告すると、皆さん、一様に喜びの表情でお聞きになっていて、母校の発展のために自分たちにも出来ることがあれば言ってほしい、と皆さん口々におっしゃっていたのがとても感動的でした。また、全寮制の経験者が寮での経験を語ると現役の学生は信じられないという言葉を発しつつ、生き生きと語る卒業生の話に聞き入っていたのも大変印象的でした。
これから留学生活が始まる学生2名は、12月まで授業を受け、1月から1~2ヶ月の間、現地でインターンシップをして帰国する予定になっています。インターンシップは、今回ご参加いただいた方の企業でも受け入れていただく予定で、卒業生のネットワークが学生の学びに直結している典型例ということが出来ます。長期間の滞在になりますので、不安に思っていた学生も、大勢の卒業生と交流が出来たことで、その不安は払拭されたようです。
最後に犬飼教授の音頭で三本締めを行い、再会を約束してお開きとなりました。
翌29日(月)は、今村部長と川瀬課長が3名の卒業生の仕事場を訪問しました。
始めに、大澤潤二郎氏(55期経済学科卒業)が社長を務める東京産業タイを訪問。高級ホテルが点在するシーロム通りの高層ビル29階に事務所を構え、タイ国内を飛び回って仕事をされていました。
次に、関口輝比古氏(56期経営学科卒)が代表を務める公益財団法人国際労働財団バンコクオフィスを訪問。外国人が多く居住するスクンビット通りのビル10階に大きな看板を掲げ、学校関係や農業関係等、幅広い支援活動に取り組まれていました。
最後は、川口真司氏(48期中国語学科卒)が社長を務めるYKKタイを訪問。バンコク中心部にあるオフィスには、営業、企画、管理関係の社員が約30名、バンコクの南、サムットプラーカーンに立派な工場があり、およそ300名の方で稼動しています。YKKは、CSR活動にも積極的で、教育関係等への支援活動の様子もお聞きすることができました。
この卒業生訪問については、後日、詳細なレポートを大学の公式サイト等で公開する予定にしています。