【開催報告】黒須ゼミ第19期生(Cohort2018)卒業研究・公開口頭発表会を開催
2020年2月1日(土)黒須ゼミの第19期生(Cohort2018)卒業研究・公開口頭発表会が開催されました。
嬉しいことに発表会には、4年生のご家族、教職員、学生、卒業生、一般の方を含めて30名のご来場があり、黒須ゼミ含む総勢50名という大人数で開催されました。
発表会は3つの大きなセッションに分かれており、それぞれのセッションで4年生の熱い思いや成長を感じることができる発表になっていました。第1セッションは、『社会学でみる「日常」と「空間」』をテーマに、「占い」、「町」、「サッカースタジアム」といった身近なものや場所から、人が日常に何を求めているのかを見つめ直すことが出来るセッション。第2セッションは、『ライフコースの選択』をテーマに、時代の流れと共に価値観も変わり、それと同時に生きづらさという問題も抱えてきた「恋愛」、「結婚」、「老後」について、これからをどのように生きていけばいいのかの答えを導き出せるように、ヒントを与えているセッション。第3セッションは、『多様性と共生』をテーマに、多様化する社会について「協調性」、「外国人労働者」、「セクシャルマイノリティ」、「階級社会」の観点から、問題となっていることや考え方を今後変えていく必要性があるということに向き合っているセッションでした。
各セッションの終わりには、沢山の方から質問やコメントを頂くことが出来、とても内容の濃い卒論発表会となりました。また、卒業生であるCohort2017のゼミ長からは「1人1人が着眼したテーマは現代の社会問題の写し鏡となっていて、卒業してもなお、黒須ゼミ生として常に考え続けていくことが僕たちの課題だと思います。また学生時代、共に1年間を過ごした君たちに黒須ゼミの、そして我々Cohort2017の意志も受け継がれていて安心しました。4月からは社会の圧力指数に屈せず頑張ってください。飲みに誘うから来いな!」というとても素敵なお言葉も頂けました。
卒論発表会終了後は、黒須ゼミがこの時期毎年お世話になっている『一と九』というお店で、卒業生12名を含む計31名で慰労会を行いました。4年生からの最後の言葉として、黒須ゼミで成長できたことや黒須先生、先輩方、後輩に各々の感謝の気持ちを伝えることが出来た素晴らしい慰労会となりました。
卒業後も必ず帰ってきたくなる『黒須ゼミ』、最高。
文責:山田裕介(日本語・国際コミュニケーション専攻4年)