【開催報告】大場裕之特任教授の最終講義
1月9日(火)、国際学部の大場裕之特任教授の最終講義が開催されました。
大場特任教授は、早稲田大学社会学部社会科学科卒業後、インドにあるJawaharlal Nehru国立大学院大学社会科学部経済研究科にて経済学修士(経済学)、経済学博士Ph.D.in Economics(開発経済学)を取得。帰国後、企業のシンクタンク研究員に。その後、イギリスの大学で教鞭を執った後、1993年より麗澤大学で教育活動に従事されてきました。
最終講義のテーマは「麗澤からの素敵なプレゼント」。大場特任教授が担当する授業「ライフスタイル論」で行われ、履修生の他にも在学生・卒業生・ROCK受講生、教職員が教室一杯に駆けつけました。
「ライフスタイル論」は、各回のトピックスに対する自らの生活スタイルや生き方について「共創空間」で他者と言葉のキャッチボールをしながら、私たちの生活・生き方を問い直し、新たなライフスタイルを習得することを目指した授業です。
最終講義では、履修生によるプレゼンテーションを実施。これまでの授業で学んできた13のトピックスの中から1つ選び、自分の生活や生き方(考え方)に対してどのようなインパクトがあったのか、そしてそこからどのように具体的に行動につなげていくかを4名の学生が発表しました。その後、キャッチボールを通じて履修生とコミュニケーションを取りながら、お題に対する答えを考えていきました。
講義の最後には、大場特任教授、徳永学長、長年ROCKで大場特任教授と協同されている受講者の方よりご挨拶を頂きました。
【大場 裕之特任教授よりご挨拶】
「麗澤からの素敵なプレゼント」というタイトルで講義を行いましたが、この30年間麗澤大学で教鞭をとれたことそのものがプレゼントでした。そして、麗澤大学自体が「共創空間」の一つでありました。本日も、受講生の皆さん、ゼミの卒業生の皆さん、ROCK受講生、教職員の皆様方など多くの方に参加をいただいたことを非常に嬉しく思います。改めて麗澤大学での30年に感謝を申し上げます。
【徳永 澄憲学長よりご挨拶】
大場先生とほぼ同時期に入職をし、大場先生との思い出は多くあります。非常に素晴らしいお人柄をお持ちで、学生たちとのコミュニケーションを大切にし、彼らに真摯に向き合いながら、解決策を共に模索していくような学生対応をしていただいていました。30年間のご尽力とご協力、誠にありがとうございました。本学でお力添えいただき、ご尽力いただいたことに心より感謝申し上げます。
大場裕之特任教授、これまで多くのご指導をありがとうございました。