【開催報告】2022年度「麗澤・地域連携実習」成果報告会を開催
2023年2月2日2022年度の「麗澤・地域連携実習」成果報告会を開催いたしました。
当科目は自ら動き、課題解決に取り組んでいくPBL(課題発見解決型学習)の最初の一歩として行われる全学部の1年次を対象とした科目です。
2017年度より開講した当科目では、柏市役所、柏商工会議所、地元企業等から実際に直面している課題を提供いただき、学生の視点から解決策を考え提案します。約60名の履修者が参加し、各企業・団体との打合せのアポイントや日程調整段階から、学生主体で活動が行われてきました。
今年度の成果報告会では、その活動最終報告に位置づけられており、以下10のテーマの発表が行われました。
<発表テーマ>
テーマ(連携先 ※敬称略)
1豊かな手賀沼をめざすデジタル教材づくり事業(美しい手賀沼を愛する市民の連合会)
2柏周辺の映えスポットを考える/Myインフルエンサーを考える(柏市役所 中心市街地整備課)
3認知度向上の為の効果的な宣伝(グランパーク ザ・ルクソー)
4若者に刺さる!柏ヒストリー・魅力発信プロモーション(柏市役所 文化課)
5若者が参加したい国際交流のイベントや講座について(柏市国際交流協会)
6自殺予防対策事業「若者の自殺予防を考える」(柏市役所 福祉総務課)
7公共施設の将来について(資産管理課)
8ホームカミングデー!卒業生1万5000人と在学生をつなぐプロジェクト(麗澤校友会)
9かしわキッズデーを定着させるには(イオンモール柏)
10手賀沼アグリビジネスパーク事業/手賀沼周辺地域観光資源発掘&活性化(柏市役所 農政課・商工振興課)
オンライン開催となった当報告会には共に連携活動をしてきた自治体の方々、NPO法人の方々、企業の方々等もご参加いただき、各発表に対し、質問やコメント等が寄せられ、質疑応答も活発な意見交換が行われました。
参加した学生からは、「最初は不安だったが、周りの方々に協力していただき楽しくやることができた」、「普段の授業だけでは得られない充実感を得られた」、「地域の方や麗澤の教職員の方と関われて貴重な経験ができた」等のコメントが寄せられました。
参加した学生は、困難な課題に取り組んでいく中で、メンバー同士で団結が生まれ、連携先の方々との関わりの中で達成感を見いだせたことが、各コメントから感じられました。
当科目は「最初の一歩」を後押しすることを主旨としております。参加学生が、当科目をきっかけに、それぞれ次なる課題を見出し、積極的にそれらと向き合い、乗り越えていくことを願っています。