2022.11.25

【卒業生の活躍】「国際連合公用語英語検定試験」特A級に合格!

2022年3月に本学外国語学部国際交流・国際協力専攻(※現在の国際学部国際交流・国際協力(IEC)専攻)を卒業された宮野 翔太郎さんが「2022年度第1回 国際連合公用語英語検定試験」を受験し、見事「特A級」に合格しました。

「国際連合公用語英語検定試験」(以下:国連英検)は公益財団法人日本国際連合協会が主催する英語検定試験です。国際連合の理念である「国際協力」「国際理解」をコンセプトに「真に役立つグローバル・コミュニケーション能力」の育成を目標としており、語学力はもちろんのこと世界情勢や国際時事を認識し、自分の考えや解決策などを論理的に伝達する表現力が求められる検定試験です。

宮野さんは大学1年次よりアフリカに興味を持ち、海外の大学院への進学を目指し英語や国際関係の勉強をされていました。「国連で1度働きたい。国連英検の為の勉強をすることで、今後なにか役に立つことがあるかもしれない」と思い、受験を決めました。

2度目の挑戦で国連英検「特A級」に合格。1度目、2度目どちらの試験も1ヵ月前から過去問題やテキストを使用した試験勉強を始めたといいます。

わずか1か月間という短い試験勉強で合格できた秘訣を伺ったところ、「日頃から英語のニュースや新聞、論文などで英語を勉強していました」と仰っていました。大学1年次の際に基本的な英文法や単語の勉強を終え、その後はアフリカに関する歴史書など興味を持つ分野の英字本などをよく読んでいたそうです。

国際連合に関する知識は、「国際交流・国際協力(IEC)専攻の授業で見解を深めてきました。3年次からは政治学を学ぶゼミナールに所属し、さらに専門性を深めた」と仰っています。

「高校時代ほとんど勉強しておらず、英語も勉強していませんでした。大学4年間は自分がどう過ごすかで大きく成長できる期間だと思っています。麗澤大学には親身になってくださる先生が多く、やりたいことや目標を伝えると全力で応援してくださいます。在学生の皆さんにもこの素敵な環境で興味のあることに全力で挑戦していってほしいです。」と後輩学生へのエールをいただきました。

宮野さんは本学を卒業後、2022年10月より英国オックスフォード大学大学院に入学。国連英検「特A級」の合格だけではなく、「海外の大学院でアフリカについて研究する」という目標を叶えました。現在は、国際連合などの国際機関で働くことを一つの目標に、アフリカ難民について日々研究されています。

宮野さんより、オックスフォード大学大学院での写真が届きました。ハイレベルの英語を身に付け、次の目標達成に向け新たな挑戦をスタートさせた宮野さんの今後益々の活躍に期待が高まります。

宮野 翔太郎さん

ボドリアン図書館前にて

現地のご友人との1枚

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